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SACDサラウンド・レビュー(718) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Tchaikovsky The Nutcracker, Symphony No.4.jpg
Tchaikovsky
The Nutcracker, Symphony No.4
MAR0593(2 Disks)
Valery Gergiev/Mariinsky Orchestra
録音  2015年12月(Nutcracker)
    2015年6月,9月(Symphony)
Mariinsky

チャイコフスキー:
・バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71(全曲)
・交響曲第4番ヘ短調Op.36


ヴァレリー・ゲルギエフ(Valery Abisalovich Gergiev, 1953~ )はモスクワでオセット人の両親の家庭に生まれる。その後、北オセチア共和国の首都オルジョニキゼ(現在のウラジカフカス)に移り、オルジョニキゼ音楽学校を卒業後、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)でイリヤ・ムーシンに師事し、指揮法を学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール2位、全ソ指揮者コンクール1位の栄誉に輝く。1977年レニングラード音楽院を卒業し、テミルカーノフの助手としてキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。1988年、マリインスキー劇場の芸術監督に選出され、同劇場を世界中が注目する一流歌劇場へ発展させた、カリスマ性を備えた現代屈指の指揮者。2007年よりロンドン響首席指揮者。最近では2016年10月にマリインスキー歌劇場管弦楽団と共に来日し、ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」などを公演した。
Valery Gergiev_7.jpg


マリインスキー劇場管弦楽団(Mariinsky Orchestra)旧称キーロフ管弦楽団は、ロシア・サンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場付属のオーケストラである。ピョートル大帝の治世のもと18世紀に創設。ロシアで最も古い音楽団体として、由緒ある歴史を誇る。マリインスキー劇場は、19~20世紀の名作オペラやバレエが多数生まれた場所であり、ボロディン「イーゴリ公」、ムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」、チャイコフスキー「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」のほか、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ等がオペラやバレエの初演を行った。
Mariinsky Orchestra_4.jpg


豊な低域弦の響きと、金管のクリアな響きが印象に残った。メインマイクの他に補助マイクを多用した収録と思われ、音像は左右、奥行き方向にも広がっており、各楽器の音のバランスはうまくミキシングされている。収録場所はマリンスキー劇場コンサートホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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