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SACDサラウンド・レビュー(745) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Sibelius Kullervo & Kortekangas.jpg
Sibelius & Kortekangas
BIS-9048 SACD(2 Disks)
Osmo Vänskä/Minnesota Orchestra
録音 2016年2月
BIS

シベリウス:クレルヴォ Op.7 メゾソプラノ、バリトン、男声合唱と管弦楽のための
オッリ・コルテカンガス:「移住者たち」~メゾソプラノ、男声合唱と管弦楽のための
シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26~合唱と管弦楽のための

クレルヴォ(Kullervo)は、シベリウスの初期の合唱付き管弦楽曲。楽章の配置や内部構成から見ると交響曲と呼びうる内容を持っており、「クレルヴォ交響曲‘Kullervo’-sinfonia」とする俗称ないしは通称が一般化しているが、シベリウス自身は譜面の題扉に「交響曲」の文字を記入しておらず、「独唱者と合唱、管弦楽のための交響詩」との副題を添えていた。このような事情により、交響曲全集に収録されない場合がある。1891年の春から留学先のウィーンで、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」(第31章~第36章)に基づく管弦楽曲の作曲に取り掛かり、結局これが「クレルヴォ交響曲」として結実することになった。父カレルヴォの兄ウンタモに一族を滅ぼされ、一人残った母から生まれてその復讐を誓う、超人的な怪力だけれども不器用な悲運の男、クレルヴォの生涯の様々な段階を年代記風に追った内容。シベリウスの管弦楽曲としては最も規模が大きく、5楽章から成り、演奏時間は70~80分


オッリ・コルテカンガス(Olli Kortekangas,1955年5月~)フィンランド、ツルク生まれの作曲家。シベリウス音楽院にて作曲をエーロ・ハメーンニエミ(Eero Hämeenniemi)やエイノユハニ・ラウタヴァーラ(Einojuhani Rautavaara)などに師事。現在までオルガンのための多くの室内楽や楽器のソロ作品などを含む、合唱作品や管弦楽作品やオペラに至るまで、幅広い約140の作品を作曲している。ザルツブルク劇場賞、イタリア賞コンペティション特別賞、そして名高いテオスト賞など数多くの賞を受賞している。
Olli Kortekangas_1.jpg


オスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä,1953年2月~ )は、フィンランドの指揮者。元はクラリネット奏者であり、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で活動していたが、シベリウス音楽アカデミーでヨルマ・パヌラに師事して指揮を学んだ後、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、指揮者としての活動を本格的に開始した。1985年にラハティ交響楽団の首席客演指揮者に就任、さらに1988年に同楽団の音楽監督に就任し、2008年に退くまで、フィンランドの一地方オーケストラに過ぎなかった同楽団を世界的なオーケストラに育て上げた。同楽団とのシベリウスの交響曲や管弦楽曲の録音は、世界的に評価が高い。1993年から1996年までアイスランド交響楽団、1996年から2002年までBBCスコティッシュ交響楽団のそれぞれ首席指揮者を務めた。また、2003年より2013年までミネソタ管弦楽団の音楽監督を務め、同楽団とベートーヴェンの交響曲の全曲録音を行った。2012年の2月に来日し、シベリウスの交響曲第2番などを読響と共演した。

ミネソタ管弦楽団(Minnesota Orchestra)は、ミネソタ州ミネアポリスを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ。1903年にミネアポリス交響楽団(Minneapolis Symphony Orchestra)として設立され、同年11月5日に最初の演奏会を行なった。1968年にミネソタ管弦楽団に名称を変更した。主な歴代首席指揮者はユージン・オーマンディ、アンタル・ドラティ、大植英次(1995年~2002年)、オスモ・ヴァンスカ (2003年~2013年)など。

2016年2月4,5,6日に行われたパブリックコンサートでのライヴ録音。1ポイントマイクをメインとした収録と思われ、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。音場は左右、奥行き方向にも広い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスな音がメインだが、直接音も拾っている。録音場所はミネソタ州、ミネアポリス、オーケストラホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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