So-net無料ブログ作成
検索選択

SACDサラウンド・レビュー(722) [サラウンド・サウンド・レビュー]

BACH Brandenburg Concertos.jpg
J.S.BACH
Brandenburg Concertos
ACC24224 (2Disks)
Sigiswald Kuijken/La Petite Bande
録音 2009年10月
Accent

J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲
・ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
・ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
・ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
・ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
・ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
・ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047

「ブランデンブルク協奏曲」は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した6曲からなる合奏協奏曲集である。1721年3月24日にブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された。そのためにこの名がある。バッハはケーテンの宮廷楽長の次の就職口を探すためにブランデンブルク辺境伯にこの曲集を献じたと言われている。
6つの協奏曲はおおよそ急緩急の3つの楽章(第1番だけ4楽章)からなり、それぞれ独奏楽器群が異なる。



シギスヴァルト・クイケン(Sigiswald Kuijken, 1944年2月~ )はベルギーの古楽器演奏家。ベルギーのフラームス=ブラバント州にあるDilbeekで生まれた。ブリュージュとブリュッセルの音楽院でヴァイオリンを学んだ。バロック・ヴァイオリン奏者、バロック・ヴィオラ奏者、指揮者として活躍している。1969年から、顎当てや肩当てを使わず、楽器を顎の下にはさまないで演奏する古いヴァイオリン奏法の復活に取り組み、多くの演奏家に多大な影響を与える。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ならびにバロック・チェロ奏者の兄ヴィーラントや、フラウト・トラヴェルソ奏者ならびにリコーダー奏者の弟バルトルトとともに、「クイケン三兄弟」のひとりとして知られ、クイケン兄弟はいずれも、チェンバロ奏者グスタフ・レオンハルトとの精力的な活動でも名高い。1972年にラ・プティット・バンドを結成、2012年に40周年を迎えた。ピリオド楽器を使用した演奏の世界を牽引してきたシギスヴァルト・クイケンは近年、「肩のチェロ」と言われるヴィオロンチェロ・ダ・スパラの復元・演奏に積極的に取り組んでいる。
Sigiswald Kuijken_6.jpg


ラ・プティット・バンド(La Petite Bande)は、ベルギーを拠点とする古楽器オーケストラである。ラ・プティット・バンド合唱団も併設している。1972年シギスヴァルト・クイケンとチェンバロ奏者のグスタフ・レオンハルトにより結成され、その名称と構成はルイ14世の宮廷におけるリュリのオーケストラに因んでいる。時代背景の研究による普遍的な演奏様式と解釈を導き続け、その演奏はいずれも高く評価されている。ヨーロッパ各地の主要な音楽祭、コンサートホールにも常に登場しており、その自然で美しい演奏は現在増えてきているオリジナル楽器オーケストラのパイオニアにして最高峰と称えられている。レパートリーは活動初期にはバロック音楽が中心だったが、近年はハイドン・モーツァルトなどの古典派音楽まで及ぶ。メンバーには日本人の赤津眞言がVnで参加している。最近では2016年3月に来日し、J.S.バッハの「マタイ受難曲」を演奏した。
La Petite Bande_7.jpg


スタジオでの収録だが、少し下がった位置で聴いているような広がり感を感じる。高域弦はクリアな響きをしており、各楽器の音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからの音にはアンビエンスなものも含んでいる。収録場所はベルギー、Mol、Galaxy Studio

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質           ☆☆☆☆
チャンネル         5.1ch

SACDサラウンド・レビュー(721) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Beethoven Complete String Quartets, Vol. 5.jpg
Beethoven
Complete String Quartets, Vol. 5
92.684
Quartetto di Cremona
録音 2014年11月
audite

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 5
・弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29
・弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132

「弦楽五重奏曲 ハ長調」は、ベートーヴェンが交響曲第2番の作曲に取り掛かっていた頃の1801年の作品で、初期の弦楽四重奏曲集と中期の弦楽四重奏曲集の間に挟まれた時期に書かれた。ベートーヴェンが作曲した弦楽五重奏は4曲が在るが、純然たる弦楽5重奏曲はこの作品のみである。古典派風の感じの曲で、スケルッツォを第3楽章に置く4楽章から成り、演奏時間は約35分。楽器の構成は2Vn,2Va,Vc  

「弦楽四重奏曲 第15番 イ短調」は、ベートーヴェンが1825年に作曲した弦楽四重奏曲。同年11月6日にシュパンツィヒ四重奏団によって初演された。第12番、第13番と同じく、ニコライ・ガリツィン伯爵に献呈されている。出版順により15番とされているが、作曲されたのは第13番よりも前である。ロマン派風の感じの曲で、5楽章で構成されており、演奏時間は約45分。

クレモナ弦楽四重奏団(Quartetto di Cremona)はイタリアのクレモナを本拠地とする弦楽四重奏団。クレモナのWalter Stauffer Academyに通っていた学生が2000年に創設。現在のメンバーは2002年以来で1stヴァイオリンのクリスティアーノ・グアルコ(Cristiano Gualco), 2ndヴァイオリンのパオロ・アンドレオーニ(Paolo Andreoli), ヴィオラのシモーネ・グラマーリャ(Simone Gramaglia)、チェロのジョヴァンニ・スカリオーネ(Giovanni Scaglione)で構成。
Quartetto di Cremona_1.jpg


各楽器は所定の位置にしっかりと定位しており、高域弦の音の伸びは良く、クリアーな響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスな音を伴っており、遅れ気味に聴こえる。収録場所はイタリア、ポイリーノ、Fondazione Spinola Banna per l'Arte

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質           ☆☆☆☆
チャンネル         5ch


SACDサラウンド・レビュー(720) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Telemann,Corelli&Bach.jpg
Telemann,Corelli&Bach
BIS-2235
Anna Paradiso(Cemb)
Dan Laurin/Höör Barock
録音 2015年10月
BIS

テレマン:
・序曲(組曲) ハ長調 TWV55:C3
・2つのリコーダーと2つのオーボエのための協奏曲 変ロ長調 TWV54:B2
コレッリ:
・合奏協奏曲 ニ長調 Op.6,No.4
・合奏協奏曲 ト短調「クリスマス協奏曲」Op.6, No.8
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV1057

ダン・ラウリン(Dan Laurin,1960年~)はスウェーデン生まれのリコーダー奏者。オーデンセ音楽院、コペンハーゲン音楽院で学んだ。Drottningholm Baroque Ensemble、バッハ・コレギアム・ジャパンやベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの世界中の演奏団と共演している。ストックホルム王立音楽大学(Stockholm’s Royal University College of Music)のリコーダー教授。2011年にスェーデン王立音楽アカデミーより"Interpretation Prize" を受賞。
Dan Laurin_5.jpg


アンナ・パラディソ(Anna Paradiso,1976年~)はイタリア生まれのチェンバロ奏者。夫であるリコーダー奏者ダン・ラウリンらと共にバロック・アンサンブル「Paradiso Musicale」を創設。
Anna Paradiso_3.jpg


ホール・バロック(Höör Barock)は、スウェーデン、最南端のスコーネ県の「小さな村」ホールのアンサンブル。2012年から毎夏開催されているバロック・フェスティバルと、一年を通じて行われるコンサート・シリーズで演奏するため、南スウェーデンとデンマークで活動するプロフェッショナルの古楽奏者を中心に設立された。
Höör Barock_1.jpg


チェンバロ協奏曲ではリコーダーがセンター、チェンバロがセンターやや右寄りに定位している。低域弦の響きは豊かだが、高域弦はピリオド楽器を使用しているせいか、高域の伸びはあまり無い。セーンタースピーカーからの音はやや大きめにミキシングされており、サラウンドスピーカーらの音はアンビエンスがメイン。
収録はスウェーデン、スコーネ、エスレーヴ教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質           ☆☆☆☆
チャンネル         5ch

第36回フロストバイトロードレース [ランニング]

今季最強の寒波襲来で氷点下になった本日、横田基地で開催されたフロストバイトロードレースのハーフマラソンに出場してきました。
レースの始まった午前中の天気は日差しもつよく、スタートまでの待ち時間には寒さを感じましたが、北風は穏やかで、レースコンディションとしては良く、レース中はけっこう汗をかきました。


結果

体調がもう一つ良くなく、自重して前半は抑えたのですが、netでは昨年より2分半あまり遅い結果でした。

以下自己計測ラップタイム

5Km   27’26”
10Km  25’03”
15Km  25’41”
20Km  26’22”
ゴール  6’30”
――――――――――
   1:51’02”

会場にはレーススタート時間の1時間半ほど前に到着し、時間に余裕が有ったので今回も会場の模様を写真に撮りました。

横田基地への入場は第5ゲートから
第36回フロストバイトロードレース_1.jpg
第36回フロストバイトロードレース_2.jpg

セキュリティーチェックのための行列
第36回フロストバイトロードレース_3.jpg

選手受付
第36回フロストバイトロードレース_4.jpg

参加賞受取り
今年もトレーナーでした
第36回フロストバイトロードレース_5.jpg

去年につづき今年もハイスクール近くの広場が工事中のため、テントを張れる場所が少なかった
第36回フロストバイトロードレース_7.jpg

スポーツショップ売店
第36回フロストバイトロードレース_8.jpg

スタート、ゴール
第36回フロストバイトロードレース_9.jpg

基地の有志による売店
アメリカンフードが食べられます
第36回フロストバイトロードレース_10.jpg

SACDサラウンド・レビュー(719) [サラウンド・サウンド・レビュー]

DEBUSSY Images.jpg
Debussy
Images,Jeux,La Plus Que Lente
SFS0069
Michael Tilson Thomas/San Francisco Symphony
録音   2014年3月(Images)
     2013年1月(Jeux)
     2013年7月(La Plus)
SFS Media


ドビュッシー:
・管弦楽のための「映像」
・バレエ音楽「遊戯」
・レントより遅く


マイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas,1944年12月~)アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにて、ロシア系ユダヤ人の家庭に生まれる。南カリフォルニア大学にてインゴルフ・ダールの下で学んだ。1969年にウィリアム・スタインバーグの後任として ボストン交響楽団の指揮者としてデビューし、その後ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団の指揮者を務めた。 1988年にはクラウディオ・アバドの後任として、ロンドン交響楽団の首席指揮者に抜擢される。1995年以来、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を務めている。最近では、2016年11月に4年ぶりにサンフランシスコ交響楽団と共に来日し、マーラーの 交響曲第1番などを公演した。
Michael Tilson Thomas_4.jpg


サンフランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするオーケストラである。1911年に最初の演奏会を行なった。録音の歴史も長く、ピエール・モントゥー指揮のRCAへの録音、小澤征爾とエド・デ・ワールトのフィリップスへの録音、ヘルベルト・ブロムシュテットのデッカへの録音、マイケル・ティルソン=トーマスのBMGへの録音は著名である。
San Francisco Symphony_3.jpg


ダイナミックレンジの大きな収録で、音像は左右、奥行き方向にも広い。高域弦音の伸びはあまり無いが、低域弦の響きは豊かで、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。サラウンドスピーカーからのアンビエンスな音は少な目。収録はサンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホールでのライヴ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質           ☆☆☆☆
チャンネル         5.1ch

SACDサラウンド・レビュー(718) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Tchaikovsky The Nutcracker, Symphony No.4.jpg
Tchaikovsky
The Nutcracker, Symphony No.4
MAR0593(2 Disks)
Valery Gergiev/Mariinsky Orchestra
録音  2015年12月(Nutcracker)
    2015年6月,9月(Symphony)
Mariinsky

チャイコフスキー:
・バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71(全曲)
・交響曲第4番ヘ短調Op.36


ヴァレリー・ゲルギエフ(Valery Abisalovich Gergiev, 1953~ )はモスクワでオセット人の両親の家庭に生まれる。その後、北オセチア共和国の首都オルジョニキゼ(現在のウラジカフカス)に移り、オルジョニキゼ音楽学校を卒業後、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)でイリヤ・ムーシンに師事し、指揮法を学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール2位、全ソ指揮者コンクール1位の栄誉に輝く。1977年レニングラード音楽院を卒業し、テミルカーノフの助手としてキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。1988年、マリインスキー劇場の芸術監督に選出され、同劇場を世界中が注目する一流歌劇場へ発展させた、カリスマ性を備えた現代屈指の指揮者。2007年よりロンドン響首席指揮者。最近では2016年10月にマリインスキー歌劇場管弦楽団と共に来日し、ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」などを公演した。
Valery Gergiev_7.jpg


マリインスキー劇場管弦楽団(Mariinsky Orchestra)旧称キーロフ管弦楽団は、ロシア・サンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場付属のオーケストラである。ピョートル大帝の治世のもと18世紀に創設。ロシアで最も古い音楽団体として、由緒ある歴史を誇る。マリインスキー劇場は、19~20世紀の名作オペラやバレエが多数生まれた場所であり、ボロディン「イーゴリ公」、ムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」、チャイコフスキー「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」のほか、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ等がオペラやバレエの初演を行った。
Mariinsky Orchestra_4.jpg


豊な低域弦の響きと、金管のクリアな響きが印象に残った。メインマイクの他に補助マイクを多用した収録と思われ、音像は左右、奥行き方向にも広がっており、各楽器の音のバランスはうまくミキシングされている。収録場所はマリンスキー劇場コンサートホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質           ☆☆☆☆
チャンネル         5ch

SACDサラウンド・レビュー(717) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Beethoven Violin Concerto & Romances.jpg
Beethoven
Violin Concerto & Romances
CC72384
Liza Ferschtman(Violin)
Jan Willem de Vriend/Netherlands Symphony Orchestra
録音  2010年2月(Violin Concerto)
    2010年7月(Romances)
Challenge Classics


ベートーヴェン:
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
・ロマンス第1番 ト長調 Op.40
・ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50

リザ・フェルシュトマン(Liza Ferschtman,1979年~)はオランダのヴァイオリニスト。ロシア系の音楽一家に生まれ、ハーグの王立音楽院とフィラデルフィアのカーチス音楽院で学んだ。2006年、オランダで最も権威ある「オランダ音楽賞」を受賞。ユニークなプログラムと、聴き手にダイレクトに語りかける独特の演奏スタイルで人気を博している。ヘルマン・クレッバース(F.P.ツィンマーマンらの師匠)のもとで研鑽を積む。世界の名だたるオーケストラと共演しているほか、今井信子やエンリコ・パーチェらと、室内楽での共演も重ねている。
Liza Ferschtman_3.jpg


ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(Jan Willem de Vriend,1963年~ )はオランダの指揮者。ヴァイオリニストとしても超一流の実力を誇っている。近年では指揮者としての名声が欧米諸国を中心にますます高まっている。2006年からネザーランド交響楽団の首席指揮者兼、芸術監督を務めている。2015年からはハーグ・レジデンティー管弦楽団の首席指揮者に就いている。
Jan Willem de Vriend_3.jpg


ネザーランド交響楽団(The Netherlands Symphony Orchestra,蘭Nederlands Symfonieorkest)は、オランダ交響楽団、ヘット・オーステン管弦楽団(Orkest van het Oosten)とも言い、オランダ東部の都市エンスヘーデを拠点に、演奏活動をしている。2011年10月に正式呼称を英語名のNetherlands Symphony Orchestraに変更し、デ・フリエントとともに着実に実績を積み重ねつつある。
Netherlands Symphony Orchestra_2.jpg


ダイナミックレンジの大きな収録で、オフマイク気味のソロのヴァイオリンはクリアーな響きを伴い、バックのオケの高域弦には音の伸びがある。低域弦の響きも豊かで好録音。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。収録場所はオランダ、エンスヘーデ、Muziekcentrum Enschede

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質           ☆☆☆☆
チャンネル         5.1ch