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SACDサラウンド・レビュー(732) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Tchaikovsky
Ballet Suites for Piano Duo
PTC5186579
Mari Kodama (piano)
Momo Kodama (piano)
録音 2016年4月
PentaTone Classics


チャイコフスキー:
・「眠りの森の美女」組曲 Op.66 ラフマニノフ編曲による連弾版
・バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 より アレンスキー編曲による連弾版
・「白鳥の湖」Op.20より情景/四羽の白鳥の踊り/パ・ド・ドゥ 
  ランゲリ編曲による連弾版
・「白鳥の湖」Op.20よりロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り
  ドビュッシー編曲による連弾版 

児玉 麻里(Mari Kodama,1966年~)は、大阪府生まれのピアニスト。3歳でピアノを始める。6歳の時に家族とともに渡欧。14歳(1981年)の時にパリ音楽院に入学。ジェルメーヌ・ムニエにピアノを、ジュヌヴィエーヌ・ジョア・デュティユーに室内楽を学ぶ。同音楽院修了後、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と共演で本格的な演奏活動を開始し、その後は世界各国のオーケストラとの共演、リサイタルなど精力的な活動を続けている。ピアニストの児玉桃は妹。夫は指揮者のケント・ナガノ。

児玉桃(Momo Kodama,1972年~)は、大阪府生まれのピアニスト。1歳の時に家族とともに渡欧。13歳の時にパリ音楽院に入学。ジェルメーヌ・ムニエに師事。在学中にセニガリア国際コンクールで優勝。1991年、ミュンヘン国際コンクールにて最年少で最高位に輝き、以来、国内はもとより欧米の名だたるオーケストラや国際音楽祭などに招かれている。バッハからメシアンに至る幅広いレパートリーと表現で、パリを拠点に活躍中。2013年にはルツェルン音楽祭、ウィグモアホール、東京オペラシティ文化財団の共同委嘱による「細川俊夫:練習曲集」を11月ルツェルン音楽祭にて世界初演、12月東京オペラシティにて日本初演し、現地メディアより大絶賛を博した。パリ在住。



2台のピアノはコンサート会場で見られるような対向でなく、同じ向きに並列に並んだ配置での収録。あたかも、一人のピアニストが弾いているような、姉妹の息が合った演奏で、主旋律を左のピアノが奏でており、左右の広がり感がある。高域音は透明感のあるナチュラルな響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占める。
収録はオランダ、ヒルフェルムス、MCOスタジオ5

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(731) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Johann Sebastian Bach
als Europäer
SACD 131518
Thomas Günther(Piano)
録音 2015年9月
Cybele Records

J.S.バッハ:
・音楽の捧げもの BWV1079
・イタリア協奏曲 BWV971
・4つのデュエットBWV802-805
・フランス風序曲 BWV831

トーマス・ギュンター(Thomas Günther)はドイツ生まれのピアニスト。エッセン・フォルクヴァング音楽大学(Folkwang Hochschule in Essen)とベルリン芸術大学(University of the Arts Berlin)で学ぶ。ロンドンで、アルトゥール・シュナーベル(Artur Schnabel )の弟子だったマリア・クルシオ( Maria Curcio )に、ニューヨークでコンラート・ヴォルフ (Konrad Wolff )に師事。1980年、ドイツの奨学金を得て、1981年フォルクヴァングコンクールで優勝、そして1983年にはソリストとしてベルリン音楽祭でデビュ。レパートリーは、古典派以外にも現代ロシア、ドイツにおけるシェーンブルクの時代の知られざる作品などである。1980年終わりからバッハの鍵盤楽器作品や解釈に従事している。エッセン・フォルクヴァング音楽大学の教授でもある。
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Cybele Recordsは1994年に設立された、オルガン作品や現代音楽などを中心に150以上のタイトルを発売しているドイツのレーベル。高音質録音に特化しており、ピュアDSDレコーディングによるSACDハイブリッド盤を多く手がけている。さらに2014年からは、聴く人の耳や体の各部に反射する音まで含めて録音し、ヘッドホン使用時に生演奏を聴いている時の音響効果を再現する「バイノーラル録音」を取り入れ、さらなる音質向上を図っている。

ブックレットにある収録風景の写真では2本のメインマイクはオフマイク気味のセッティングで、サラウンド用の2本のマイクはピアノからかなり離れた位置にセットしている。このメディアには1次元のステレオCDの音源(1D)がCD層に、二次元サラウンドサウンド(2D)がSACD層に、三次元バイノーラル・ステレオサウンド(3D)がSACD層と3種のバージョンが含まれている。バイノーラル・ステレオサウンドの3Dは2つのマイクを使用し、フィルタやエフェクトなしで非常にピュアな音を実現した3次元の音質で、ヘッドホンでの再生を意図としている。横への広がりのある音像で、ピアノの共鳴板の響きを良く捉えており、透明度のある音である。使用ピアノはスタインウェイD。収録場所はドイツ、Stadthalle Meinerzhagen

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

秋葉原電気街散策(3)  [その他]

先日、上野の東京美術館に行った帰りに、今回も秋葉原で途中下車し、前回は訪ねなかった万世橋方面や電気街をオーディオ関連店をメインに散策してきました。

万世橋側から見たエディオン(旧石丸電気)
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最初は秋葉原駅南側の万世橋を渡った神田川の南側にあるオーディオ関連ショップの秋葉原オーディオ、テレオン第3店、サン・オーディオ秋葉原店に行ってみました。サン・オーディオは真空管アンプキットで有名ですが、あいにく当日は水曜日で定休日のため締まっていました。

秋葉原オーディオ
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テレオン第3店
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万世橋を秋葉原方面に渡り返し、御茶ノ水方向に左折したところにある
日米商事 電子部品やジャンク品
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テレオン第2店(SOUND110)
1Fから5Fまでが店舗や視聴室になっている。店内の撮影は禁止でした
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次に前回も訪ねた東京ラジオデパートに行きました
マルカ電気工業(2F) トランス、コネクタ、電源、電子部品など
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海神無線(2F) コンデンサ、抵抗、オーディオ用部品
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キョードー(2F) 真空管専門店
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トモカ電気第3営業所(3F) コネクタを中心とした電子部品
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さらに神田明神下にある真空管アンプキットのオーディオ専科、ダイナミック・オーディオ・トレードセンターを訪ねました。
オーディオ専科にはいろいろな真空管アンプの完成品の展示や真空管を販売していましたがここも店内の写真撮影は禁止でした。

ダイナミック・オーディオ・トレードセンター
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マルツ秋葉原本店
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ティツィアーノとヴェネツィア派展 [美術・絵画鑑賞]

昨日の15日に上野にある東京都美術館に「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観に行ってきました。
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この時期としては寒い日だったことが幸いしてか、月に一回のシルバーデーにもかかわらず、待ち時間なしで入場できました。
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16世紀のイタリアで最高のアーティストとも言われているヴェチェッリオ・ティツィアーノは、ヴェネツィア共和国ベッルーノ近郊のピエーヴェ・ディ・カドーレに1490年頃に生まれ、1576年8月に没した。少年期にヴェネツィアの叔父のもとに預けられ、ジョヴァンニ・ベッリーニの工房で修行した。宗教画や貴族の神話画、肖像画などを数多く手掛け、自由な筆使いと豊かな色彩を特徴とする様式はルーベンス、ベラスケス、レンブラントなど多くの後世の画家に大きな影響を与えた。
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
復活のキリスト 1510-12年頃 油彩/カンバス 
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
フローラ 1515年頃 油彩/カンバス 
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
ダナエ 1544-46年頃 油彩/カンバス
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ヤコボ・ティントレット
レダと白鳥 1544-46年頃 油彩/カンバス
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
マグダラのマリア 1567年頃 油彩/カンバス
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SACDサラウンド・レビュー(730) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Fedéric Chopin
24 Préludes
MDG 904 1936-6
Yubo Zhou (piano)
録音  2014年8月
    2016年4月
MDG

ショパン:
・24の前奏曲 Op.28
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ピン・ガオ: ナイト・アレイ

ショパンの24の前奏曲作品28は、1839年1月にマジョルカ島で完成した。完成の時期はユリアン・フォンタナ宛の手紙によって確認できるが、着手の時期については明らかでなく1831年から1838年まで諸説ある。出版は1839年の9月になされ、フランス版はカミーユ・プレイエルに、ドイツ版はヨゼフ・クリストフ・ケスラーに献呈された。24曲がすべて異なる調性で書かれているが、これはJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集に敬意を表したものといわれる。7番のアンダンティーノが歌謡風の主題が印象的で単独でもよく知られた小品。
演奏時間は全曲で40~45分程度。

ピン・ガオ(Ping Gao,高平,1970年~)は中国、成都生れの作曲家、ピアニスト。四川音楽院、オバーリン音楽院等を経て、シンシナティ大学にて博士号取得。2004年ボストンのアウロス作曲コンクールで優勝。世界各国の演奏家から委嘱を受け、作品を提供するなど、若いながら、中国の著名な作曲家タン・ドゥンに続く、中国第6世代を代表する作曲家として、華々しい活躍を続けている。ピアニストとしても、第1回北京国際ピアノコンクール等、数々の国際コンクールで優勝している。

シュウ・ユーボー(Yubo Zhou)は中国、瀋陽生まれの女性ピアニスト。5歳の時からピアノのレッスンを始め、7歳で中国のコンクールで賞を受ける。ドイツのフライブルク州立音楽大学にてProf. Felix Gottliebに師事し、ピアノと室内楽のディプロマを得た。数々の国際コンクールで入賞しており、若くして中国の中国福建省にある集美大学(Jimei University)音楽学院の教授に就いている。
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数々の国際ピアノ・コンクールで賞を獲っているが、日本ではあまり知られていない中国の若手女性ピアニストのシュウ・ユーボーのこの録音では、テクニックのある演奏をしているが、使用しているピアノのせいか、中低域が少しこもった、濁り気味に聴こえ、録音レベルも低めで、あまり美しい音色に感じなかった。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音。録音場所はドイツ、ハノーファーの南西約50kmにあるマリエンミュンスター修道院(Abtei Marienmünster)

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5.1ch(2+2+2方式


新宿御苑の早春の花 [自然写真]

この時期恒例になっている高校の同期会の飲み会が昨日に新宿であり、その前に仲間3人と新宿御苑を散策してきました。

先ごろ、外国人から入園料を取っていなかった問題が発覚した新宿御苑ですが、中国人を始め結構の外国人が来ていました。

オカメザクラ(おかめ桜)
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コブクザクラ(子福桜)
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「初美人」という別名を持つツバキカンザクラ(椿寒桜)
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カワズザクラ(河津桜)
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シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)
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カンヒザクラ(寒緋桜)
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マンサク(満作)
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サンシュユ(山茱萸)
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SACDサラウンド・レビュー(729) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Brahms
Piano Music VOL.4
BISSA 2137
Jonathan Plowright(Piano)
録音 2016年1月
BIS

ブラームス: ピアノ独奏曲全集 Vol.4
・パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第1部
・バラード集 Op.10(ニ短調「エドワード」/ニ長調/ロ短調/ロ長調)
・2つの狂詩曲 Op.79(ロ短調/ト短調)
・4つの小品 Op.119(間奏曲ロ短調/間奏曲ホ短調/間奏曲ハ長調/狂詩曲変ホ長調)
・パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第2部

ジョナサン・プロウライト(Jonathan Plowright,1959年~)はイギリスのピアニスト。1983年にロンドン王立アカデミー音楽院でゴールド・メダルを受賞。以降ヨーロッパ・ピアノ・コンクールで優勝するなど、輝かしい経歴を誇っている。英国王立スコットランド音楽院講師。
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レコーディング専用のスタジオでのセッション録音だが、スタインウエーD274の音はオフマイク気味の収録のためか、高域弦の倍音のきらびやかさのある響きがあまり感じられない。音像もセンターの少し右寄りに定位しており、左右の広がり感がない。録音場所:イギリス、サクスンダム、ポットン・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5ch