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SACDサラウンド・レビュー(733) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Shostakovich Violin Concerto No. 2.jpg
Shostakovich
Violin Concerto No. 2
CC72689
Linus Roth (violin)
Thomas Sanderling/London Symphony Orchestra
録音 2016年5月
Challenge Classics

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35(オリジナル版)

ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番は名作第1番に比べると圧倒的に演奏される機会が少ない。ダヴィド・オイストラフのために作曲され、ショスタコーヴィチ後期の作品のなかでも近代色が強い。

リナス・ロス(Linus Roth,1977年5月~)ドイツ、ラーベンスブルク生まれ。6歳から音楽の勉強を始める。1993年よりザハール・ブロンに師事し、リューベック音楽大学で芸術ディプロマを獲得。アンネ=ゾフィー・ムター財団のスカラーシップを受けてもいる。ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクールで第1位,ヨーゼフ・シゲティ国際コンクールで第2位,ドイツ音楽コンクールで第1位といったコンクール歴を有し,2006年にEMIからリリースしたデビューCDがドイツのEcho Klassik Awardを受賞。2012年からはアウグスブルクの大学の「レオポルト・モーツァルト・センター」で教授を務めている。1997年以来、ドイツの音楽財団(L-銀行バーデン=ヴュルテンベルク州)よりDancla Stradivari 1703を借与されている。

トーマス・ザンデルリング(Thomas Sanderling,1942年10月)はノヴォシビルスク生まれ、レニングラーで育った、ドイツの指揮者。父のクルト、及び異母弟のシュテファンも指揮者、異母弟のミヒャエルはチェリストである。レニングラード音楽院で学び、パリ国立高等音楽・舞踊学校に一年間留学した後、ベルリン音楽大学で学んだ。その後ライヘンバッハ交響楽団首席指揮者、ハレ州立歌劇場音楽監督を歴任した。以降は東ドイツのみならず世界の主要なオーケストラに招かれて指揮するようになった。1992年から2000年までは大阪シンフォニカー交響楽団の音楽監督・常任指揮者を務め、現在は桂冠音楽監督・首席指揮者に任ぜられている。また2014年からは東京佼成ウインドオーケストラの首席客演指揮者に就任した。
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ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra,略称LSO)は、イギリスのプロのオーケストラのひとつ。ロンドンのオーケストラの中でも中心的存在で、本拠地は、1982年よりロンドンのバービカン・センター。1904年にクィーンズホール管弦楽団のメンバーを中心に、英国初の独立採算、自主運営のオーケストラとして発足。同年6月9日にクィーンズホールにおいて、ハンス・リヒターの指揮で第1回コンサートを開催した。その後、リヒターは首席指揮者に就任し、1911年にエドワード・エルガーにその座を譲るまで楽団の基礎を固める。ロイヤル・フィルとならび、「女王陛下のオーケストラ」としても知られ、名誉総裁にはエリザベス2世が就いている。主な歴代首席指揮者にアンドレ・プレヴィン(1968年~1979年)、 クラウディオ・アバド(1979年~1988年)、マイケル・ティルソン・トーマス(1987年~1995年)、コリン・デイヴィス(1995年~2006年)。2007年から現在までヴァレリー・ゲルギエフが就いている。



ショスタコーヴィチのVn協2番の冒頭はバックのオケの低域音の豊かな響きを伴い、ソロのVnはあまり前に出ることが無く、バックの演奏との音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからの音にはアンビエンスな音があまり含まれていない。録音場所はロンドン、LSOセント・ルークス

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

SACDサラウンド・レビュー(732) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Tchaikovsky Ballet Suites for Piano Duo.jpg
Tchaikovsky
Ballet Suites for Piano Duo
PTC5186579
Mari Kodama (piano)
Momo Kodama (piano)
録音 2016年4月
PentaTone Classics


チャイコフスキー:
・「眠りの森の美女」組曲 Op.66 ラフマニノフ編曲による連弾版
・バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 より アレンスキー編曲による連弾版
・「白鳥の湖」Op.20より情景/四羽の白鳥の踊り/パ・ド・ドゥ 
  ランゲリ編曲による連弾版
・「白鳥の湖」Op.20よりロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り
  ドビュッシー編曲による連弾版 

児玉 麻里(Mari Kodama,1966年~)は、大阪府生まれのピアニスト。3歳でピアノを始める。6歳の時に家族とともに渡欧。14歳(1981年)の時にパリ音楽院に入学。ジェルメーヌ・ムニエにピアノを、ジュヌヴィエーヌ・ジョア・デュティユーに室内楽を学ぶ。同音楽院修了後、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と共演で本格的な演奏活動を開始し、その後は世界各国のオーケストラとの共演、リサイタルなど精力的な活動を続けている。ピアニストの児玉桃は妹。夫は指揮者のケント・ナガノ。

児玉桃(Momo Kodama,1972年~)は、大阪府生まれのピアニスト。1歳の時に家族とともに渡欧。13歳の時にパリ音楽院に入学。ジェルメーヌ・ムニエに師事。在学中にセニガリア国際コンクールで優勝。1991年、ミュンヘン国際コンクールにて最年少で最高位に輝き、以来、国内はもとより欧米の名だたるオーケストラや国際音楽祭などに招かれている。バッハからメシアンに至る幅広いレパートリーと表現で、パリを拠点に活躍中。2013年にはルツェルン音楽祭、ウィグモアホール、東京オペラシティ文化財団の共同委嘱による「細川俊夫:練習曲集」を11月ルツェルン音楽祭にて世界初演、12月東京オペラシティにて日本初演し、現地メディアより大絶賛を博した。パリ在住。



2台のピアノはコンサート会場で見られるような対向でなく、同じ向きに並列に並んだ配置での収録。あたかも、一人のピアニストが弾いているような、姉妹の息が合った演奏で、主旋律を左のピアノが奏でており、左右の広がり感がある。高域音は透明感のあるナチュラルな響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占める。
収録はオランダ、ヒルフェルムス、MCOスタジオ5

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(731) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Johann Sebastian Bach
als Europäer
SACD 131518
Thomas Günther(Piano)
録音 2015年9月
Cybele Records

J.S.バッハ:
・音楽の捧げもの BWV1079
・イタリア協奏曲 BWV971
・4つのデュエットBWV802-805
・フランス風序曲 BWV831

トーマス・ギュンター(Thomas Günther)はドイツ生まれのピアニスト。エッセン・フォルクヴァング音楽大学(Folkwang Hochschule in Essen)とベルリン芸術大学(University of the Arts Berlin)で学ぶ。ロンドンで、アルトゥール・シュナーベル(Artur Schnabel )の弟子だったマリア・クルシオ( Maria Curcio )に、ニューヨークでコンラート・ヴォルフ (Konrad Wolff )に師事。1980年、ドイツの奨学金を得て、1981年フォルクヴァングコンクールで優勝、そして1983年にはソリストとしてベルリン音楽祭でデビュ。レパートリーは、古典派以外にも現代ロシア、ドイツにおけるシェーンブルクの時代の知られざる作品などである。1980年終わりからバッハの鍵盤楽器作品や解釈に従事している。エッセン・フォルクヴァング音楽大学の教授でもある。
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Cybele Recordsは1994年に設立された、オルガン作品や現代音楽などを中心に150以上のタイトルを発売しているドイツのレーベル。高音質録音に特化しており、ピュアDSDレコーディングによるSACDハイブリッド盤を多く手がけている。さらに2014年からは、聴く人の耳や体の各部に反射する音まで含めて録音し、ヘッドホン使用時に生演奏を聴いている時の音響効果を再現する「バイノーラル録音」を取り入れ、さらなる音質向上を図っている。

ブックレットにある収録風景の写真では2本のメインマイクはオフマイク気味のセッティングで、サラウンド用の2本のマイクはピアノからかなり離れた位置にセットしている。このメディアには1次元のステレオCDの音源(1D)がCD層に、二次元サラウンドサウンド(2D)がSACD層に、三次元バイノーラル・ステレオサウンド(3D)がSACD層と3種のバージョンが含まれている。バイノーラル・ステレオサウンドの3Dは2つのマイクを使用し、フィルタやエフェクトなしで非常にピュアな音を実現した3次元の音質で、ヘッドホンでの再生を意図としている。横への広がりのある音像で、ピアノの共鳴板の響きを良く捉えており、透明度のある音である。使用ピアノはスタインウェイD。収録場所はドイツ、Stadthalle Meinerzhagen

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

秋葉原電気街散策(3)  [その他]

先日、上野の東京美術館に行った帰りに、今回も秋葉原で途中下車し、前回は訪ねなかった万世橋方面や電気街をオーディオ関連店をメインに散策してきました。

万世橋側から見たエディオン(旧石丸電気)
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最初は秋葉原駅南側の万世橋を渡った神田川の南側にあるオーディオ関連ショップの秋葉原オーディオ、テレオン第3店、サン・オーディオ秋葉原店に行ってみました。サン・オーディオは真空管アンプキットで有名ですが、あいにく当日は水曜日で定休日のため締まっていました。

秋葉原オーディオ
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テレオン第3店
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万世橋を秋葉原方面に渡り返し、御茶ノ水方向に左折したところにある
日米商事 電子部品やジャンク品
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テレオン第2店(SOUND110)
1Fから5Fまでが店舗や視聴室になっている。店内の撮影は禁止でした
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次に前回も訪ねた東京ラジオデパートに行きました
マルカ電気工業(2F) トランス、コネクタ、電源、電子部品など
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海神無線(2F) コンデンサ、抵抗、オーディオ用部品
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キョードー(2F) 真空管専門店
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トモカ電気第3営業所(3F) コネクタを中心とした電子部品
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さらに神田明神下にある真空管アンプキットのオーディオ専科、ダイナミック・オーディオ・トレードセンターを訪ねました。
オーディオ専科にはいろいろな真空管アンプの完成品の展示や真空管を販売していましたがここも店内の写真撮影は禁止でした。

ダイナミック・オーディオ・トレードセンター
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マルツ秋葉原本店
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ティツィアーノとヴェネツィア派展 [美術・絵画鑑賞]

昨日の15日に上野にある東京都美術館に「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観に行ってきました。
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この時期としては寒い日だったことが幸いしてか、月に一回のシルバーデーにもかかわらず、待ち時間なしで入場できました。
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16世紀のイタリアで最高のアーティストとも言われているヴェチェッリオ・ティツィアーノは、ヴェネツィア共和国ベッルーノ近郊のピエーヴェ・ディ・カドーレに1490年頃に生まれ、1576年8月に没した。少年期にヴェネツィアの叔父のもとに預けられ、ジョヴァンニ・ベッリーニの工房で修行した。宗教画や貴族の神話画、肖像画などを数多く手掛け、自由な筆使いと豊かな色彩を特徴とする様式はルーベンス、ベラスケス、レンブラントなど多くの後世の画家に大きな影響を与えた。
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
復活のキリスト 1510-12年頃 油彩/カンバス 
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
フローラ 1515年頃 油彩/カンバス 
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
ダナエ 1544-46年頃 油彩/カンバス
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ヤコボ・ティントレット
レダと白鳥 1544-46年頃 油彩/カンバス
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ヴェチェッリオ・ティツィアーノ
マグダラのマリア 1567年頃 油彩/カンバス
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SACDサラウンド・レビュー(730) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Fedéric Chopin
24 Préludes
MDG 904 1936-6
Yubo Zhou (piano)
録音  2014年8月
    2016年4月
MDG

ショパン:
・24の前奏曲 Op.28
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ピン・ガオ: ナイト・アレイ

ショパンの24の前奏曲作品28は、1839年1月にマジョルカ島で完成した。完成の時期はユリアン・フォンタナ宛の手紙によって確認できるが、着手の時期については明らかでなく1831年から1838年まで諸説ある。出版は1839年の9月になされ、フランス版はカミーユ・プレイエルに、ドイツ版はヨゼフ・クリストフ・ケスラーに献呈された。24曲がすべて異なる調性で書かれているが、これはJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集に敬意を表したものといわれる。7番のアンダンティーノが歌謡風の主題が印象的で単独でもよく知られた小品。
演奏時間は全曲で40~45分程度。

ピン・ガオ(Ping Gao,高平,1970年~)は中国、成都生れの作曲家、ピアニスト。四川音楽院、オバーリン音楽院等を経て、シンシナティ大学にて博士号取得。2004年ボストンのアウロス作曲コンクールで優勝。世界各国の演奏家から委嘱を受け、作品を提供するなど、若いながら、中国の著名な作曲家タン・ドゥンに続く、中国第6世代を代表する作曲家として、華々しい活躍を続けている。ピアニストとしても、第1回北京国際ピアノコンクール等、数々の国際コンクールで優勝している。

シュウ・ユーボー(Yubo Zhou)は中国、瀋陽生まれの女性ピアニスト。5歳の時からピアノのレッスンを始め、7歳で中国のコンクールで賞を受ける。ドイツのフライブルク州立音楽大学にてProf. Felix Gottliebに師事し、ピアノと室内楽のディプロマを得た。数々の国際コンクールで入賞しており、若くして中国の中国福建省にある集美大学(Jimei University)音楽学院の教授に就いている。
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数々の国際ピアノ・コンクールで賞を獲っているが、日本ではあまり知られていない中国の若手女性ピアニストのシュウ・ユーボーのこの録音では、テクニックのある演奏をしているが、使用しているピアノのせいか、中低域が少しこもった、濁り気味に聴こえ、録音レベルも低めで、あまり美しい音色に感じなかった。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音。録音場所はドイツ、ハノーファーの南西約50kmにあるマリエンミュンスター修道院(Abtei Marienmünster)

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5.1ch(2+2+2方式


新宿御苑の早春の花 [自然写真]

この時期恒例になっている高校の同期会の飲み会が昨日に新宿であり、その前に仲間3人と新宿御苑を散策してきました。

先ごろ、外国人から入園料を取っていなかった問題が発覚した新宿御苑ですが、中国人を始め結構の外国人が来ていました。

オカメザクラ(おかめ桜)
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コブクザクラ(子福桜)
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「初美人」という別名を持つツバキカンザクラ(椿寒桜)
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カワズザクラ(河津桜)
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シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)
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カンヒザクラ(寒緋桜)
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マンサク(満作)
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サンシュユ(山茱萸)
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SACDサラウンド・レビュー(729) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Brahms
Piano Music VOL.4
BISSA 2137
Jonathan Plowright(Piano)
録音 2016年1月
BIS

ブラームス: ピアノ独奏曲全集 Vol.4
・パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第1部
・バラード集 Op.10(ニ短調「エドワード」/ニ長調/ロ短調/ロ長調)
・2つの狂詩曲 Op.79(ロ短調/ト短調)
・4つの小品 Op.119(間奏曲ロ短調/間奏曲ホ短調/間奏曲ハ長調/狂詩曲変ホ長調)
・パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第2部

ジョナサン・プロウライト(Jonathan Plowright,1959年~)はイギリスのピアニスト。1983年にロンドン王立アカデミー音楽院でゴールド・メダルを受賞。以降ヨーロッパ・ピアノ・コンクールで優勝するなど、輝かしい経歴を誇っている。英国王立スコットランド音楽院講師。
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レコーディング専用のスタジオでのセッション録音だが、スタインウエーD274の音はオフマイク気味の収録のためか、高域弦の倍音のきらびやかさのある響きがあまり感じられない。音像もセンターの少し右寄りに定位しており、左右の広がり感がない。録音場所:イギリス、サクスンダム、ポットン・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5ch


SACDサラウンド・レビュー(728) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Bach
Werke für Cembalo
SACD 031517
Fritz Siebert(Cembalo)
録音 2015年3月,4月
Cybele Records

J.S.バッハ:チェンバロ作品集
・トッカータ ニ長調 BWV.912
・組曲ホ短調 BWV.996
・前奏曲とフーガ BWV.894
・パルティータ第4番ニ長調 BWV.828

トッカータ ニ長調(BWV.912)は作曲が1707~1717年で、初版は1843年にPeters社から出版された。「トッカータ」はイタリア語のtoccare(触る)という語源に由来し、オルガンやチェンバロなどの鍵盤楽器の調律や音程を調べるために弾いた、即興的な走句に起源があると言われている。バッハの真作とされている鍵盤楽器のためのトッカータは7曲あるが、この他にヘ短調のトッカータ(BWV Anh. 85)が、真作かどうか疑わしいが、その2つの異稿とも、真作でないという根拠にも欠けていて、新バッハ全集第V部門第12巻「鍵盤楽器のための疑わしい作品」に収録されている。真作の7曲の内、ニ長調の古い異稿(BWV 912a)は、「メラー手稿」に含まれているほか、ヨハン・ペーター・ケルナーの所有であった手稿に不明の筆者による写譜があるなど、後の異稿(BWV 912)とともに多数の写譜が存在する。メラー手稿への記入は、1705年から1707年と考えられている。バッハの7曲のトッカータは即興的で速いパッセージを含む作品と、バロック期のオルガン曲に見られるいくつかのセクションを組み合わせた作品がある。7曲にはすべてフーガが含まれている。

フリッツ・ジーベルト(Fritz Siebert,1979年9月~)ドイツ、ハノーファー生まれのチェンバロ奏者、オルガン奏者。ピアノ、クラリネット、トラヴェルソを地元の音楽学校で習得した後、マリーナ・ザゴルスキ、ウルフェルト・シュミットらにオルガンを師事、1997年アウンドル国際オルガン音楽祭で優勝。その後チェンバロに興味を持ち、2000年にはベルリンで行われたドイツ連邦選抜若い音楽家のためのコンクール、チェンバロ部門で優勝を果たした。2007年より古楽アンサンブルのネオ・バロック(NeoBarock)のチェンバロ奏者として参加。
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録音レベルが各チャンネルとも大きめで、サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音。ブックレットに収録時の写真が載っており、かなりオフマイクでのセッティングにしているようだが、実際に聞く音は爪にはじかれた弦の倍音の微細な音まで捉えている。音像はセンターに集まることなく、左右への広がり感がある。使用楽器はブルクハルト・ツァンダー1999年製(17世紀中期リュッカースのレプリカ)
収録場所はドイツ、ハノーファー、Kirchenzentrum Kronsburg

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch


SACDサラウンド・レビュー(727) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Elgar & Tchaikovsky
Works for Cello & Orchestra
PTC5186570
Johannes Moser(Chero)
Andrew Manze/Suisse Romande Orchestra
録音 2016年7月
Pentatone Classics

エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
チャイコフスキー:
・ロココの主題による変奏曲イ長調 Op.33(オリジナル版)
・夜想曲~6つの小品 Op.19-4
・アンダンテ・カンタービレ Op.11
・カプリッチョ風小品 ロ短調 Op.62

ヨハネス・モーザー(Johannes Moser,1979年6月~)はミュンヘン生まれのチェリスト。8歳からチェロを学び、1997年からダヴィド・ゲリンガスに師事、2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位(1位なし)を受賞。これまでに数多くの名門オーケストラ、名指揮者と共演し世界中に活躍の幅を広げる実力派で、バロックから現代まで豊富なレパートリーの持ち主で客観的なスタンスから巧みに難曲を弾きこなすスタイルが評判。愛器は1694年製のグァルネリウス
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アンドルー・マンゼ(Andrew Manze, 1965年~ )は、イギリス生まれ。バロック・ヴァイオリニストとしては1610年から1830年までの音楽のスペシャリストとして知られ、指揮者としてはバロック音楽から古典、あるいは19世紀から20世紀音楽にまでいたる、幅広い年代の音楽のエキスパートである。演奏活動以外にも教育活動、楽譜の校訂、著作業などにも携わっている。 演奏家としては、イングリッシュ・コンサートと共に古典派のレパートリーを研究しており、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲、管弦楽曲、オラトリオ編曲作品などを手がけている。指揮者としては1996年から2003年までエンシェント室内管弦楽団の副指揮者、2003年から2007年までトレヴァー・ピノックの後任者としてイングリッシュ・コンサートの芸術監督を務める。2006/2007年のシーズンよりスェーデンのヘルシングボリ交響楽団の首席指揮者を務めている。2014/2015年のシーズンからハノーファー北ドイツ放送フィルの首席指揮者に就任予定。最近では2013年7月に来日し、NHK交響楽団を指揮した。
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スイス・ロマンド管弦楽団( L’Orchestre de la Suisse Romande)は1918年エルネスト・アンセルメによってジュネーブで結成された楽団。1938年にはローザンヌ放送管弦楽団を吸収し,発展した。アンセルメの指導のもとで繊細で透明な音質を特色とする独特の個性をもつ楽団に仕上げられた。1967年アンセルメの引退後,音楽監督に1970~1977年サヴァリッシュ,1978~1985年ホルスト・シュタイン、85~97年アルミン・ジョルダン、ファビオ・ルイジ、2005年より2012年までマレク・ヤノフスキが、2012年7月から2015年まではネーメ・ヤルヴィ、2016/2017年のシーズンからはジョナサン・ノット(Jonathan Nott)が就任した。また、2012/2013年のシーズンより山田和樹が首席客演指揮者に就いている。2014年7月に山田和樹と共に来日し、サントリーホールなどで公演を行った
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オフマイク気味で収録されたソロのチェロはなまめかしくなく、ナチュラルな音で、低域弦の豊かな響きを伴っている。バックの演奏はダイナミックレンジが大きく、高域弦の音の伸びはあまり感じられないが、とても豊な低域の響きを伴っている。音場は左右、奥行き方向にも広く、好録音である。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。
収録場所はジュネーブ、ヴィクトリア・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch


第51回青梅マラソン [ランニング]

本日開催された第51回青梅マラソンの10Kmに参加してきました。
青梅マラソンは私が初参加した第22回大会の30Km(初レース)から数えて、今回で24回目の参加となりました。

天候は10Kmレースのスタートする9時半ごろは快晴で、往路は北風の向かい風でしたが、そんなには寒くなく、良いレースコンディションでした。

10Kmレースの応援ゲストはQちゃんこと、高橋尚子さんと青梅市出身で、去年から青梅市親善大使になった篠原ともえさんでした。
ともえさんは最近、市の公式キャラクターをデザインしたそうです。
Qちゃんは今年も7Km地点の少し手前に立っていて、ランナーとハイタッチをしていました。

私の結果ですが、去年より1分ほど遅くなりました。

昨年で古稀をむかえ、今回から男子70歳以上の部での出場となりましたが、60歳代の部より参加者はだいぶ少なくなり、記録速報で順位は18位になったようです。

以下自己計測タイム
 5Km  25’37”
 10Km 24’18”
--------------------
49’55”

10kmの当日受付と更衣所になっている青梅市役所
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10km受付
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10kmレースゴール
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勢ぞろいした先導車両
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スタート地点
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10kmレースゴール地点
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ゴール後のドリンクとおにぎりのサービス
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現在各地を巡っている2020年東京オリンピックとパラリンピックのフラッグの行進
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30kmレースゴール地点
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大会本部のある青梅市総合体育館
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ギャラリープラザ
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出店
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SACDサラウンド・レビュー(726) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Christmas Cantatas from Leipzig
HMC901781.82(2 Disks)
Dorothee Mields (S)
Ingeborg Danz(A)
Mark Padmore(T)
Peter Kooy(B)
Collegium Vocale Gent
Philippe Herreweghe/ Collegium Vocale Gent Orchestra
録音  2001年12月
    2002年12月
Harmonia Mundi

J.S. バッハ:カンタータ集
・イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV.91
・われらキリストを讃えまつらん BWV.121
・われ汝に喜びあり BWV.133
・キリスト者よ、この日を銘記せよ BWV.63
・マニフィカト 変ホ長調 BWV.243a

バッハは聖霊降臨祭の第1~3日目のためにカンタータをそれぞれ数曲ずつ作曲しているが、このアルバムではBWV.63とBWV.91が第1日用、BWV.121が第2日用、BWV.133が第3日用。
このアルバムには「ライプツィヒのクリスマス・カーンタータ」と言うタイトルが付けられており、クリスマス・カンタータ(降誕節カンタータ)として演奏される場合は、第1日用が12月25日で、27日まで3日間にわたって演奏される。


ドロシー・ミールズ(Dorothee Mields,1971年4月~)はドイツのソプラノ歌手。ドイツ人とウクライナ人を両親に持つ。17、18世紀の音楽をレパートリーとする歌手で、魅力的な歌声と情感的な役作りによって、聴衆はもとより批評家からも大きな支持を受けている。18世紀オーケストラ、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、アムステルダム・バロック・オーケストラ等に参加し、レオンハルト、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、トン・コープマン等と共演している。
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インゲボルク・ダンツ(Ingeborg Danz,1961年)はドイツ、ヴィッテン生まれのアルト歌手。 デトモルトの北西ドイツ音楽アカデミーに学び、学生時代から多くのコンクールで優秀な成績を挙げて注目されて、デトモルト州立歌劇場やハンブルク国立歌劇場に出演。90年代に入り宗教音楽で本領を発揮し現代ドイツの若手世代を代表するアルトの1人。
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マーク・パドモア(Mark Padmore,1961年3月~)はロンドン生まれのテノール歌手。ケンブリッジ大学キングス・カレッジにて合唱を学ぶ。深い洞察に富んだ解釈、確かな様式の把握、流れるような自然な歌唱は世界中で賞賛されており、リサイタル、オペラ、現代音楽の各分野で優れた才能を発揮している。とりわけJ.S.バッハの受難曲の演奏で定評があり、エヴァンゲリスト(福音史家)として、ピーター・セラーズ演出による「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」(サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)等で活躍。
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ペーター・コーイ(Peter Kooy, 1954年9月~) はオランダ生まれのドイツのバス歌手。6歳から聖歌隊で活躍し、ボーイ・ソプラノ歌手として数多くのコンサート、レコーディングでソロを歌う。ヴァイオリン専攻の学生として音楽の勉強を始め、アムステルダム・スウェーリンク音楽院でマックス・ファン・エグモントに声楽を師事。ヘレヴェッヘ、ブリュッヘン、レオンハルト、ノリントン、I.フィッシャーなど高名な指揮者のもと、世界中の音楽祭、主要コンサートホールでソリストを務める。
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フィリッペ・ヘレヴェッヘ(Phliippe Herreweghe, 1947年5月~)はベルギーのヘントの医師の子に生まれ、幼いころから少年聖歌隊で歌うが、大学では医学・精神医学を専攻。ヘント音楽院ではオルガンとチェンバロも学ぶ。グスタフ・レオンハルト、ニコラウス・アーノンクールらによるバッハのカンタータ全集の録音にも合唱指揮者として参加。ドイツ音楽の専門家として知られており、なかでもバッハから新ウィーン楽派までを得意としている。1993年にコレギウム・ヴォカーレとともにフランデレン音楽大使に選任され、1997年にはルーヴァン・カトリック大学より名誉博士号を、2003年にはフランス政府よりレジオン・ドヌール・シュヴァリエ章を授与されている。今日では主要なバッハ研究家によって、正統的な歴史考証を踏まえたピリオド奏法によるバッハ演奏の開拓者の一人と認められている。ヘレヴェッヘは1998年から2008年までロイヤル・フランダース・フィルの音楽監督を務めていた。
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コレギウム・ヴォカーレ・ゲント(Collegium Vocale Gent)は指揮者のフィリッペ・ヘレヴェッヘにより1970年に創立された合唱団。ベルギーのヘント(Gent)を拠点としている。優れた演奏ですぐに頭角をあらわし、レオンハルト、アーノンクールといった世界のトップ・アーティストから注目され、コンサートやレコーディングで共演、レパートリーもルネサンスから現代作品まで幅広く、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管等とも共演、世界中で活躍している。ハルモニア・ムンディからの数多くのCDはいずれも高い評価を得ている。
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音像は左右への広がり感はあるが、奥行き方向の広がり感はあまり無い。高域弦は音の伸びが有り、ナチュラルな響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。CD1とCD2では収録場所が異なり、CD1はベルギー、リエージュ、Salle Philharmonique de Liège。CD2はフランス、Arsenal de Metz

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(725) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Mozart
Great Mass in C minor
BIS-2171 SACD
Carolyn Sampson(S)
Olivia Vermeulen(Ms)
Makoto Sakurada(T)
Christian Immler(Br)
Masaaki Suzuki/Bach Collegium Japan
録音 2015年11月
BIS

モーツァルト:
・ミサ曲第16番 ハ短調 「大ミサ曲」 K.427 (K.417a)(F. バイヤーによる補筆完成版)
・モテット 「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(エクスルターテ・ユビラーテ) K.165
・モテット 「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(エクスルターテ・ユビラーテ) K.165 アリア(1779年改訂版)

ミサ曲 ハ短調は通称「大ミサ曲」と呼ばれ、1781年にモーツァルトがウィーンに移り住んでから最初の教会音楽で未完の作品。以前までは作曲の時期が不明な点が多くあって判明できていなかったが、近年になって1782年末から1783年にかけて作曲されたものと判明している。一連のミサ曲において16番目に当たることから「ミサ曲第16番」と表記される場合もある。モーツァルトの没後になってから補筆が行われ、ロビンス・ランドン版やF.バイヤー版などが存在する。


キャロリン・サンプソン(Carolyn Sampson,1974年5月~)はイギリスのソプラノ歌手。バーミンガム大学で音楽を学び、バロック演奏でアーノルド・ゴールズバラ賞受賞。完璧なコロラトゥーラ技術と豊かに伸びる輝かしい声でデビュー以後瞬く間にバロック・古典派の一流指揮者及びオーケストラ、BBCプロムス、グラインドボーンをはじめ各地の音楽祭にも出演を重ねている。
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オリヴィア・フェアミューレン(Olivia Vermeulen)はオランダのメゾ・ソプラノ歌手。
声楽をアーネム音学院でCaren van Oijenに師事、その後デトモルト音楽大学にてMechtild Böhmeに師事。さらに、2003年9月よりベルリン芸術大学にてジュリー・カウフマン(Julie Kaufmann)に師事し、マスタークラスにてAndreas Scholl, Thomas Quasthoff, レーネ・ヤコブス(Rene Jacobs) や ディートリッヒ・フィッシャーディスカウ(Dietrich Fischer-Dieskau)に師事。2008年バイエルン州ラジオ局主催の国際的な歌手コンペティション'La voce'にて賞を獲得。
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櫻田亮(Makoto Sakurada,1960年~)は札幌生まれのテノール歌手。声楽を平野忠彦、G. ファッブリーニ、W. マッテウッツィ、G. バンディテッリの各氏に師事。第27回イタリア声楽コンコルソ、シエナ部門大賞、02年ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)など受賞多数。アカデミア・ビザンティーナ、ヴェニス・バロック・オーケストラ、ル・コンセール・ド・ナシオンなど一流の古楽アンサンブル、国内外のモダン・オーケストラ等と多数共演するほか、クレモナ音楽祭「ウリッセの祖国への帰還」、エディンバラ音楽祭《オルフェオ》など主要なオペラ舞台でも活躍している。日本イタリア古楽協会運営委員長としてイタリア・バロック音楽の普及に務める。二期会会員。2013年より東京藝術大学准教授。
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クリスティアン・イムラー(Christian Immler,1971年~)はドイツのバリトン歌手。ロンドン・ギルドホール音楽学校で学ぶ。2001年パリのナディア&リリー・ブーランジェコンクールで優勝。以来、ソリストとして世界各地の主要なオーケストラや指揮者と共演を重ねている。これまでにミンコフスキ指揮《ロ短調ミサ》、ヘレヴェッヘ指揮《ヨハネ受難曲》など多くの公演に出演。またロンドンのウィグモアホール、ロイヤル・フェスティヴァルホール、ニューヨークではフリック・コレクションにデビューなど、欧米各地でのリサイタルも多く、ドイツ歌曲から20世紀作品までレパートリーも幅広い。録音はバッハのロ短調ミサ、シュテルツェルのカンタータほか複数のCDが出ている。ローザンヌ音楽院声楽科教授。
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鈴木雅明(Masaaki Suzuki,1954年4月~ )は、バッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督、チェンバロ・オルガン奏者。神戸出身。東京芸術大学作曲科およびオルガン科を経て、アムステルダム・スウェーリンク音楽院においてチェンバロとオルガンをトン・コープマン、ピート・ケーに師事。東京芸術大学古楽科を設立し、2010年まで20年にわたって教鞭を執った。イェール大学音楽大学院および教会音楽研究所招聘教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授。BISレーベルでのBCJとの<バッハ:教会カンタータシリーズ>は、2013年2月に全曲演奏・録音が完結し、世界でもまれにみる偉業に大きな話題を呼んでいる。
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バッハ・コレギウム・ジャパン(Bach Collegium Japan, BCJ)は、バロック音楽を専門とする日本のオーケストラおよび合唱団である。1990年に鈴木雅明によって設立され、1995年以来ヨハン・ゼバスティアン・バッハのカンタータのシリーズをBISレーベルより発売しており、リリースは数十枚にのぼる。BCJは毎年バッハのカンタータと器楽曲のプログラムを演奏している。2000年のバッハ没後記念250年には、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、テルアビブ、ライプツィヒ、メルボルンといった都市のフェスティバルに参加し、国際的に活動の幅を広げている。最近では、イタリア、スペイン、アメリカ合衆国、韓国、ドイツでバッハのカンタータ、マニフィカト、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲を含んだ演奏会を行っている。1999年、モービル音楽賞受賞。2014年、サントリー音楽賞受賞。
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音像は左右、奥行き方向にも広がっており、特にバックの合唱は奥行き感がある。大ミサ曲のトラック13のサンクトゥスでは4人ソロ歌手の立ち位置(左からS、Ms、T、Br)がはっきりと解るように定位している。また、高域弦は音の伸びがあり、低域弦は響きが豊で好録音。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。収録は彩の国さいたま芸術劇場でのセッション

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(724) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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BRAHMS
CELLO SONATAS
CCS SA 24707
Pieter Wispelwey (cello)
Dejan Lazic (piano)
録音 2006年4月
Channel Classics

ブラームス:チェロ・ソナタ集
・チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
・チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78
・チェロ・ソナタ ヘ短調 Op.120-1

ピーター・ウィスペルウェイ(Pieter Wispelwey,1962年9月~)はオランダのハールレム生まれのチェリスト。アンナー・ビルスマに師事した後、アメリカにてポール・カッツ、イギリスにてウィリアム・プーリスに学ぶ。1985年、オランダで最も将来性のある演奏家に2年に一度与えられるエリザベス・エヴァーツ賞を、92年にはオランダ最高のオランダ音楽賞を受賞。 使用楽器は、1760年製のチェロ「Giovanni Battista Guadagnini」、および1710年製のバロック・チェロ「Rombouts」。
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デヤン・ラツィック(Dejan Lazic,1977年~)クロアチアのザグレブ生まれのピアニスト。6歳でピアノ、9歳のときにはクラリネットを演奏し、その1年後には作曲を始める。様々なコンクールにおいて、ピアノとクラリネット双方で優勝している。ゾルタン・コチシュとイムレ・ローマンによって彼の音楽性に新たな深みが加わり、モーツァルテウム音楽院で学ぶために、ザルツブルクへ移住した。少年期のころから、イタリア、ドイツ、オーストリア等の放送局に多くの録音を残し、サンクトペテルブルク・エルミタージュ管弦楽団、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク等と共演、また、コンツェルトハウス、コンセルトへボウなど、ヨーロッパで一流のコンサートホールで公演を行っており、イタリア、スペイン、ドイツ、オーストリア等多くの音楽祭に出演している。
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この二人の組み合わせによるSACDで手持ちのものは、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲、変奏曲集が有り、収録時期はこちらの方が2年ほど古く、収録場所は両者ともオランダ、のEindhoven(アイントホーフェン)にある「Muziekcentrum Frits Philips(フリッツ・フィリップス音楽センター)で、音楽専用の小ホールでのセッションのようだが、サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占めている。チェロはセンター、ピアノはセンター右寄り奥に定位している。チェロの低域弦の豊かな響きが印象に残った。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(723) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Richard Strauss
Suites from Elektra
FR-722SACD
Manfred Honeck/ Pittsburgh Symphony Orchestra
録音 2016年5月
Reference Recordings

リヒャルト・シュトラウス:管弦楽編曲集
・歌劇「エレクトラ」組曲 Op.58, TrV223(M. ホーネック、T. イールによる管弦楽編)
・楽劇「ばらの騎士」組曲 Op.59, TrV227(A. ロジンスキによる管弦楽編)

マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck,1958年9月~ )は、オーストリアの指揮者。ウィーン音楽院でヴァイオリンを学ぶ。1983年からウィーン国立歌劇場管弦楽団ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者を務める。その後指揮者に転向し、1987年クラウディオ・アバドの元でグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の準指揮者を務める。2007年より2011年までシュトゥットガルト州立歌劇場、2008年から現在までピッツバーグ交響楽団の音楽監督。弟のライナー・ホーネックはウィーン・フィルのコンサートマスターである。
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ピッツバーグ交響楽団(Pittsburgh Symphony Orchestra)は、アメリカ合衆国の主要なオーケストラの一つで、ペンシルベニア州ピッツバーグのハインツ・カンパニーによって設立されたハインツ・ホールが本拠地となっている。1895年に設立。主な指揮者はオットー・クレンペラー、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼールなど。アメリカ最古のオーケストラの一つとして知られる。2008年より、マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck)を9代目の音楽監督に迎え、新体制がスタートした。
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ライヴだが、ダイナミックレンジはとても大きく、1ポイントマイクをメインにスポットマイクを多用した収録と思われ、音像は左右、奥行きにも広がっている。特に金管のきらびやかな響きが印象に残った。サラウンドスピーカからはアンビエンスな音はあまり感じられない。収録場所はピッツバーグ、ハインツ・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(722) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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J.S.BACH
Brandenburg Concertos
ACC24224 (2Disks)
Sigiswald Kuijken/La Petite Bande
録音 2009年10月
Accent

J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲
・ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
・ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
・ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
・ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
・ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
・ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047

「ブランデンブルク協奏曲」は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した6曲からなる合奏協奏曲集である。1721年3月24日にブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された。そのためにこの名がある。バッハはケーテンの宮廷楽長の次の就職口を探すためにブランデンブルク辺境伯にこの曲集を献じたと言われている。
6つの協奏曲はおおよそ急緩急の3つの楽章(第1番だけ4楽章)からなり、それぞれ独奏楽器群が異なる。



シギスヴァルト・クイケン(Sigiswald Kuijken, 1944年2月~ )はベルギーの古楽器演奏家。ベルギーのフラームス=ブラバント州にあるDilbeekで生まれた。ブリュージュとブリュッセルの音楽院でヴァイオリンを学んだ。バロック・ヴァイオリン奏者、バロック・ヴィオラ奏者、指揮者として活躍している。1969年から、顎当てや肩当てを使わず、楽器を顎の下にはさまないで演奏する古いヴァイオリン奏法の復活に取り組み、多くの演奏家に多大な影響を与える。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ならびにバロック・チェロ奏者の兄ヴィーラントや、フラウト・トラヴェルソ奏者ならびにリコーダー奏者の弟バルトルトとともに、「クイケン三兄弟」のひとりとして知られ、クイケン兄弟はいずれも、チェンバロ奏者グスタフ・レオンハルトとの精力的な活動でも名高い。1972年にラ・プティット・バンドを結成、2012年に40周年を迎えた。ピリオド楽器を使用した演奏の世界を牽引してきたシギスヴァルト・クイケンは近年、「肩のチェロ」と言われるヴィオロンチェロ・ダ・スパラの復元・演奏に積極的に取り組んでいる。
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ラ・プティット・バンド(La Petite Bande)は、ベルギーを拠点とする古楽器オーケストラである。ラ・プティット・バンド合唱団も併設している。1972年シギスヴァルト・クイケンとチェンバロ奏者のグスタフ・レオンハルトにより結成され、その名称と構成はルイ14世の宮廷におけるリュリのオーケストラに因んでいる。時代背景の研究による普遍的な演奏様式と解釈を導き続け、その演奏はいずれも高く評価されている。ヨーロッパ各地の主要な音楽祭、コンサートホールにも常に登場しており、その自然で美しい演奏は現在増えてきているオリジナル楽器オーケストラのパイオニアにして最高峰と称えられている。レパートリーは活動初期にはバロック音楽が中心だったが、近年はハイドン・モーツァルトなどの古典派音楽まで及ぶ。メンバーには日本人の赤津眞言がVnで参加している。最近では2016年3月に来日し、J.S.バッハの「マタイ受難曲」を演奏した。
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スタジオでの収録だが、少し下がった位置で聴いているような広がり感を感じる。高域弦はクリアな響きをしており、各楽器の音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからの音にはアンビエンスなものも含んでいる。収録場所はベルギー、Mol、Galaxy Studio

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

SACDサラウンド・レビュー(721) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Beethoven
Complete String Quartets, Vol. 5
92.684
Quartetto di Cremona
録音 2014年11月
audite

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 5
・弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29
・弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132

「弦楽五重奏曲 ハ長調」は、ベートーヴェンが交響曲第2番の作曲に取り掛かっていた頃の1801年の作品で、初期の弦楽四重奏曲集と中期の弦楽四重奏曲集の間に挟まれた時期に書かれた。ベートーヴェンが作曲した弦楽五重奏は4曲が在るが、純然たる弦楽5重奏曲はこの作品のみである。古典派風の感じの曲で、スケルッツォを第3楽章に置く4楽章から成り、演奏時間は約35分。楽器の構成は2Vn,2Va,Vc  

「弦楽四重奏曲 第15番 イ短調」は、ベートーヴェンが1825年に作曲した弦楽四重奏曲。同年11月6日にシュパンツィヒ四重奏団によって初演された。第12番、第13番と同じく、ニコライ・ガリツィン伯爵に献呈されている。出版順により15番とされているが、作曲されたのは第13番よりも前である。ロマン派風の感じの曲で、5楽章で構成されており、演奏時間は約45分。

クレモナ弦楽四重奏団(Quartetto di Cremona)はイタリアのクレモナを本拠地とする弦楽四重奏団。クレモナのWalter Stauffer Academyに通っていた学生が2000年に創設。現在のメンバーは2002年以来で1stヴァイオリンのクリスティアーノ・グアルコ(Cristiano Gualco), 2ndヴァイオリンのパオロ・アンドレオーニ(Paolo Andreoli), ヴィオラのシモーネ・グラマーリャ(Simone Gramaglia)、チェロのジョヴァンニ・スカリオーネ(Giovanni Scaglione)で構成。
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各楽器は所定の位置にしっかりと定位しており、高域弦の音の伸びは良く、クリアーな響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスな音を伴っており、遅れ気味に聴こえる。収録場所はイタリア、ポイリーノ、Fondazione Spinola Banna per l'Arte

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch


SACDサラウンド・レビュー(720) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Telemann,Corelli&Bach
BIS-2235
Anna Paradiso(Cemb)
Dan Laurin/Höör Barock
録音 2015年10月
BIS

テレマン:
・序曲(組曲) ハ長調 TWV55:C3
・2つのリコーダーと2つのオーボエのための協奏曲 変ロ長調 TWV54:B2
コレッリ:
・合奏協奏曲 ニ長調 Op.6,No.4
・合奏協奏曲 ト短調「クリスマス協奏曲」Op.6, No.8
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV1057

ダン・ラウリン(Dan Laurin,1960年~)はスウェーデン生まれのリコーダー奏者。オーデンセ音楽院、コペンハーゲン音楽院で学んだ。Drottningholm Baroque Ensemble、バッハ・コレギアム・ジャパンやベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの世界中の演奏団と共演している。ストックホルム王立音楽大学(Stockholm’s Royal University College of Music)のリコーダー教授。2011年にスェーデン王立音楽アカデミーより"Interpretation Prize" を受賞。
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アンナ・パラディソ(Anna Paradiso,1976年~)はイタリア生まれのチェンバロ奏者。夫であるリコーダー奏者ダン・ラウリンらと共にバロック・アンサンブル「Paradiso Musicale」を創設。
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ホール・バロック(Höör Barock)は、スウェーデン、最南端のスコーネ県の「小さな村」ホールのアンサンブル。2012年から毎夏開催されているバロック・フェスティバルと、一年を通じて行われるコンサート・シリーズで演奏するため、南スウェーデンとデンマークで活動するプロフェッショナルの古楽奏者を中心に設立された。
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チェンバロ協奏曲ではリコーダーがセンター、チェンバロがセンターやや右寄りに定位している。低域弦の響きは豊かだが、高域弦はピリオド楽器を使用しているせいか、高域の伸びはあまり無い。セーンタースピーカーからの音はやや大きめにミキシングされており、サラウンドスピーカーらの音はアンビエンスがメイン。
収録はスウェーデン、スコーネ、エスレーヴ教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

第36回フロストバイトロードレース [ランニング]

今季最強の寒波襲来で氷点下になった本日、横田基地で開催されたフロストバイトロードレースのハーフマラソンに出場してきました。
レースの始まった午前中の天気は日差しもつよく、スタートまでの待ち時間には寒さを感じましたが、北風は穏やかで、レースコンディションとしては良く、レース中はけっこう汗をかきました。


結果

体調がもう一つ良くなく、自重して前半は抑えたのですが、netでは昨年より2分半あまり遅い結果でした。

以下自己計測ラップタイム

5Km   27’26”
10Km  25’03”
15Km  25’41”
20Km  26’22”
ゴール  6’30”
――――――――――
   1:51’02”

会場にはレーススタート時間の1時間半ほど前に到着し、時間に余裕が有ったので今回も会場の模様を写真に撮りました。

横田基地への入場は第5ゲートから
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セキュリティーチェックのための行列
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選手受付
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参加賞受取り
今年もトレーナーでした
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去年につづき今年もハイスクール近くの広場が工事中のため、テントを張れる場所が少なかった
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スポーツショップ売店
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スタート、ゴール
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基地の有志による売店
アメリカンフードが食べられます
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SACDサラウンド・レビュー(719) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Debussy
Images,Jeux,La Plus Que Lente
SFS0069
Michael Tilson Thomas/San Francisco Symphony
録音   2014年3月(Images)
     2013年1月(Jeux)
     2013年7月(La Plus)
SFS Media


ドビュッシー:
・管弦楽のための「映像」
・バレエ音楽「遊戯」
・レントより遅く


マイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas,1944年12月~)アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにて、ロシア系ユダヤ人の家庭に生まれる。南カリフォルニア大学にてインゴルフ・ダールの下で学んだ。1969年にウィリアム・スタインバーグの後任として ボストン交響楽団の指揮者としてデビューし、その後ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団の指揮者を務めた。 1988年にはクラウディオ・アバドの後任として、ロンドン交響楽団の首席指揮者に抜擢される。1995年以来、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を務めている。最近では、2016年11月に4年ぶりにサンフランシスコ交響楽団と共に来日し、マーラーの 交響曲第1番などを公演した。
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サンフランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするオーケストラである。1911年に最初の演奏会を行なった。録音の歴史も長く、ピエール・モントゥー指揮のRCAへの録音、小澤征爾とエド・デ・ワールトのフィリップスへの録音、ヘルベルト・ブロムシュテットのデッカへの録音、マイケル・ティルソン=トーマスのBMGへの録音は著名である。
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ダイナミックレンジの大きな収録で、音像は左右、奥行き方向にも広い。高域弦音の伸びはあまり無いが、低域弦の響きは豊かで、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。サラウンドスピーカーからのアンビエンスな音は少な目。収録はサンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホールでのライヴ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

SACDサラウンド・レビュー(718) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Tchaikovsky
The Nutcracker, Symphony No.4
MAR0593(2 Disks)
Valery Gergiev/Mariinsky Orchestra
録音  2015年12月(Nutcracker)
    2015年6月,9月(Symphony)
Mariinsky

チャイコフスキー:
・バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71(全曲)
・交響曲第4番ヘ短調Op.36


ヴァレリー・ゲルギエフ(Valery Abisalovich Gergiev, 1953~ )はモスクワでオセット人の両親の家庭に生まれる。その後、北オセチア共和国の首都オルジョニキゼ(現在のウラジカフカス)に移り、オルジョニキゼ音楽学校を卒業後、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)でイリヤ・ムーシンに師事し、指揮法を学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール2位、全ソ指揮者コンクール1位の栄誉に輝く。1977年レニングラード音楽院を卒業し、テミルカーノフの助手としてキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。1988年、マリインスキー劇場の芸術監督に選出され、同劇場を世界中が注目する一流歌劇場へ発展させた、カリスマ性を備えた現代屈指の指揮者。2007年よりロンドン響首席指揮者。最近では2016年10月にマリインスキー歌劇場管弦楽団と共に来日し、ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」などを公演した。
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マリインスキー劇場管弦楽団(Mariinsky Orchestra)旧称キーロフ管弦楽団は、ロシア・サンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場付属のオーケストラである。ピョートル大帝の治世のもと18世紀に創設。ロシアで最も古い音楽団体として、由緒ある歴史を誇る。マリインスキー劇場は、19~20世紀の名作オペラやバレエが多数生まれた場所であり、ボロディン「イーゴリ公」、ムソルグスキー「ボリス・ゴドノフ」、チャイコフスキー「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」のほか、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ等がオペラやバレエの初演を行った。
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豊な低域弦の響きと、金管のクリアな響きが印象に残った。メインマイクの他に補助マイクを多用した収録と思われ、音像は左右、奥行き方向にも広がっており、各楽器の音のバランスはうまくミキシングされている。収録場所はマリンスキー劇場コンサートホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(717) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Beethoven
Violin Concerto & Romances
CC72384
Liza Ferschtman(Violin)
Jan Willem de Vriend/Netherlands Symphony Orchestra
録音  2010年2月(Violin Concerto)
    2010年7月(Romances)
Challenge Classics


ベートーヴェン:
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
・ロマンス第1番 ト長調 Op.40
・ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50

リザ・フェルシュトマン(Liza Ferschtman,1979年~)はオランダのヴァイオリニスト。ロシア系の音楽一家に生まれ、ハーグの王立音楽院とフィラデルフィアのカーチス音楽院で学んだ。2006年、オランダで最も権威ある「オランダ音楽賞」を受賞。ユニークなプログラムと、聴き手にダイレクトに語りかける独特の演奏スタイルで人気を博している。ヘルマン・クレッバース(F.P.ツィンマーマンらの師匠)のもとで研鑽を積む。世界の名だたるオーケストラと共演しているほか、今井信子やエンリコ・パーチェらと、室内楽での共演も重ねている。
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ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(Jan Willem de Vriend,1963年~ )はオランダの指揮者。ヴァイオリニストとしても超一流の実力を誇っている。近年では指揮者としての名声が欧米諸国を中心にますます高まっている。2006年からネザーランド交響楽団の首席指揮者兼、芸術監督を務めている。2015年からはハーグ・レジデンティー管弦楽団の首席指揮者に就いている。
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ネザーランド交響楽団(The Netherlands Symphony Orchestra,蘭Nederlands Symfonieorkest)は、オランダ交響楽団、ヘット・オーステン管弦楽団(Orkest van het Oosten)とも言い、オランダ東部の都市エンスヘーデを拠点に、演奏活動をしている。2011年10月に正式呼称を英語名のNetherlands Symphony Orchestraに変更し、デ・フリエントとともに着実に実績を積み重ねつつある。
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ダイナミックレンジの大きな収録で、オフマイク気味のソロのヴァイオリンはクリアーな響きを伴い、バックのオケの高域弦には音の伸びがある。低域弦の響きも豊かで好録音。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。収録場所はオランダ、エンスヘーデ、Muziekcentrum Enschede

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

2016年ランニング総括 [ランニング]

今日の午前中の今年の走りおさめで、本年の年間走行距離は2,905.7kmとなりました。

記録を取り出してからの通算距離は今年の5月に50,000Kmに達し、今日で51,841.2kmになりました。地球2周目を走っていることになります。

今年参加したレースは、1月17日に横田基地で開催されたフロストバイト・ロードレースのハーフと2月21日に開催された青梅マラソンの10kmでした。

今年で古稀を迎えましたが、歳を重ねるにしたがって走れるスピードも年々遅くなっており、体力の衰えを感じる昨今です。

東京マラソン2017の抽選は、今年もはずれてしまいました。申込者数(マラソン・10km総計)は、32万2,703人となり、マラソンの抽選倍率は、約12.2倍にもなったそうです。


来年のレースの参加予定は、1月15日開催の第36回フロストバイト・ロードレースのハーフと、2月19日開催の第51回青梅マラソンの10kmです。

SACDサラウンド・レビュー(716) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Erik Satie
Piano Music,Vol.1
BIS-2215
Noriko Ogawa (piano)
録音 2015年8月,9月
BIS

エリック・サティ:ピアノ作品第1集
・3つのグノシエンヌ
・グノシエンヌ第4番
・グノシエンヌ第5番
・グノシエンヌ第6番
・星たちの息子
・ピカデリー
・あらゆる意味にでっちあげられた数章
・最後から2番目の思想
・太った木製人形のスケッチとからかい
・官僚的なソナチネ
・金ひからびた
・胎児の粉
・自動記述法
・世紀ごとの時間と瞬間的な時間
・壁掛けとしての前奏曲
・いやな気取り屋の3つのワルツ
・ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)
・3つのジムノペディ

エリック・サティ(Erik Alfred Leslie Satie, 1866年5月~1925年7月)は、フランスの作曲家。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を行った。パリ音楽院在学中にはピアノ小品「オジーヴ」「ジムノペディ」「グノシエンヌ」などを発表。1905年には作曲法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから注目され親交を深めていった。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求した。ドビュッシーとの交友関係もよく知られている。ピアノ作品の他にバレエ音楽や喜歌劇などの舞台作品、歌曲などを作曲した。
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小川典子(Noriko Ogawa,1962年~)は神奈川県川崎市出身のピアニスト。東京音楽大学付属高等学校、ジュリアード音楽院卒業後、ベンジャミン・カプランに師事。1983年、第2回日本国際音楽コンクール2位の後、1987年のリーズ国際ピアノ・コンクールで3位となり、国際的な演奏活動のキャリアを開始した。ニューヨークでは1982年にデビューしており、ロンドンでのデビューは1988年となる。その後、世界の主要オーケストラ・指揮者との共演や、室内楽、リサイタル等で世界各国へ演奏旅行を行う他、国際的なコンクールでの審査、各国でのマスタークラスなど、国際的で多彩な活動を展開している。ロンドンのギルドホール音楽演劇学校の教授、東京音楽大学の客員教授に就いている。
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オンマイク気味でとらえたピアノはサティが活躍した時代の1890年製エラールで、高域の倍音の響きはあまり無いが、中域の響きが豊で、なかなか良い。収録は東京音楽大学J館スタジオ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(715) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Rachmaninov & Prokofiev
Works for Cello and Piano
PTC 5186594
Johannes Moser(Cello)
Andrei Korobeinikov(Piano)
録音 2016年3月,4月
Pentatone

プロコフィエフ:
・チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
・アダージョ Op.97bis~チェロとピアノのための
ラフマニノフ:
・チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
・ヴォカリーズ
スクリャービン:ロマンス


ヨハネス・モーザー(Johannes Moser,1979年6月~)はミュンヘン生まれのチェリスト。8歳からチェロを学び、1997年からダヴィド・ゲリンガスに師事、2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位(1位なし)を受賞。これまでに数多くの名門オーケストラ、名指揮者と共演し世界中に活躍の幅を広げる実力派で、バロックから現代まで豊富なレパートリーの持ち主で客観的なスタンスから巧みに難曲を弾きこなすスタイルが評判。愛器は1694年製のグァルネリウス
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アンドレイ・コロベイニコフ(Andrei Korobeinikov,1986年7月~)はモスクワ生まれのピアニスト。5歳でピアノを始め、モスクワ音楽院でアンドレイ・ディエフに師事、19歳の時に最優秀の成績で卒業。その後、ギル&ジュリアン・シモンズ奨学金を得て英国王立音楽大学にて研鑽を積む。2004年スクリャービン国際コンクール優勝、2005年ラフマニノフ国際コンクール第2位及び聴衆賞受賞。2007年ウラディーミル・アシュケナージ指揮のもとラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を演奏しロンドン・デビュー、同年12月には台北でズデネク・マカル指揮/チェコ・フィルと共演し、好評を博した。
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チェロはセンター前寄り、ピアノはセンターやや後ろに定位しており、横への広がり感は無い。両者の音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音で、抑え気味。
収録はオランダ放送音楽センターMCO5スタジオ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(714) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Antonín Dvořák
Symphonic Variations
PTC518655
Jakub Hrůša/Prague Philharmonia
録音 2015年1月
PentaTone Classics

ドヴォルザーク:
・交響的変奏曲 Op.78 B.70
・3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.86

交響的変奏曲 作品78 (チェコ語: Symfonické variace pro orchestr)は、ドヴォルザークが作曲した管弦楽作品でブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の影響が少なからず指摘されている。作品の構想は1877年の始め頃から行われ、8月6日に作曲に着手するが、歌劇「いたずら農夫(英語版)」の作曲のために延ばしたため、オーケストレーションが完成されたのは同年の9月28日。初演は同年の12月2日にプラハでルデヴィート・プロハスカの指揮する劇場の管弦楽団によって行われたが、作品番号はなぜか40と変更されている。1888年にジムロック社から作品78として出版された。ハ長調の主題と28の変奏から構成され、演奏時間は約24分。


ヤクブ・フルシャ(Jakub Hrůša,1981年7月~ )は、チェコ、ブルノ出身の指揮者。ブルノのギムナジウムに通っていたころは、ピアノとトロンボーンを習っていたが、次第に指揮に興味を持つようになった。その後プラハ芸術アカデミーに進学し、イルジー・ビエロフラーヴェク、ラドミル・エリシュカらに指揮を学んだ。2003年 ロヴロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクール優勝。2008年よりプラハ・フィルハーモニア音楽監督兼首席指揮者、2010年より東京都交響楽団プリンシパル・ゲスト・コンダクター。
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プラハ・フィルハーモニア(Prague Philharmonia)は、チェコ・プラハに本拠地がある室内オーケストラである。1992年に設立されたプラハ室内フィルハーモニーを母体として、1994年にイルジー・ビエロフラーヴェクにより創設される。以来ビエロフラーヴェクが芸術監督兼首席指揮者を務めていたが、2005年にビエロフラーヴェクが退き、カスパル・ツェーンダー(Kaspar Zehnder)が首席指揮者を務めた。2008年からはビエロフラーヴェクの弟子である、ヤクブ・フルシャが首席指揮者兼音楽監督を務めている。メンバーは約50人。レパートリーは古典派から20世紀の音楽まで幅広く扱っている。「プラハの春」でのコンサートや海外公演も積極的に行っている。
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弦の豊かな響きを伴ったダイナミックレンジの大きな収録で、各楽器間の音のバランスは良い。音場は左右、奥行き方向に広く好録音。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。収録場所はチェコ、プラハ、Forum Karlín

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(713) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Berlioz
Romeo et Juliette
CHSA5169(2 Disks)
BBC Symphony Chorus
Sir Andrew Davis/BBC Symphony Orchestra
録音  2015年3月
    2016年1月
Chandos

ベルリオーズ:
・劇的交響曲「ロメオとジュリエット」
・歌劇「トロイ人」 第1幕 トロイ人の行進
・歌劇「トロイ人」 第4幕 王の狩りと嵐

劇的交響曲「ロメオとジュリエット」(Roméo et Juliette)作品17はベルリオーズが1839年に作曲した交響曲で、「合唱、独唱、および合唱によるレチタティーヴォのプロローグ付き劇的交響曲」(symphonie dramatique)と銘打っている通り、大編成のオーケストラに独唱、合唱をともなう大規模な作品である。シェイクスピアの悲劇「ロメオとジュリエット」を題材としている。1839年11月24日にパリ音楽院のホールにおいてベルリオーズ自身の指揮で初演され、成功を収めた。その後、7年かけてベルリオーズは改訂を加えて現行版とした。全体は大きく7部からなり、演奏時間は約1時間33分。

歌劇「トロイ人」(Les Troyens)H.133/133aは、ベルリオーズが作曲した、全5幕からなるグランドオペラである。「トロイアの人々」や「トロイア人たち」などと日本語ではさまざまに訳され、一定しない。作曲した3作品中の2作目にあたる作品で、1858年に全曲を完成した。「トロイの木馬」で知られるウェルギリウスの壮大な叙事詩「アエネーイス」を題材としている。

サー・アンドルー・デイヴィス(Sir Andrew Davis,1944年2月~ )は、イギリスの指揮者。エルガーやディーリアス、ヴォーン・ウィリアムズなどの近代イギリス音楽を得意とする。
1970年にBBC交響楽団を指揮してデビュー。1975年にトロント交響楽団の音楽監督に就任後、レコーディングを活発に行う。1989年より2000年までBBC交響楽団の音楽監督、2005年から2008年までピッツバーグ交響楽団芸術顧問、2012年からはメルボルン交響楽団の音楽監督に就いている。
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BBC交響楽団(The BBC Symphony Orchestra)は、英国放送協会(BBC)が所有する放送オーケストラの一つであり、イギリスの主要オーケストラの一つである。本拠地はロンドンのバービカン・センター(Barbican Centre)。1930年に指揮者・エイドリアン・ボールトによって創設された。ボールトは1950年まで首席指揮者の地位にあり、その後同ポジションはマルコム・サージェント(1950年~1957年)、アンタル・ドラティ(1962年~1966年)、コリン・デイヴィス(1967年~1971年)、ピエール・ブーレーズ(1971年~1975年)、ルドルフ・ケンペ(1975年~1978年、ただし1976年に急逝)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1978年~1981年)、アンドルー・デイヴィス(1989年~2000年)、レナード・スラットキン(2000年~2004年)と引き継がれ、2006年のBBCプロムス初日からはイルジー・ビエロフラーヴェクが2012年まで務めいた。2013年からはサカリ・オラモ(Sakari Oramo)が就任した。BBCプロムスにおいては主要な役割を果たしており、ロイヤル・アルバート・ホールでの初日と最終日はBBC交響楽団が管弦楽を担当する。
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オフマイク気味の1ポイントマイクをメインとし、補助マイクを使用した収録と思われる。音場は左右、奥行き方向にも広く、好録音。金管のクリアな響きと低域弦の豊かな響きが印象に残った。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

SACDサラウンド・レビュー(712) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Rachmaninov
Symphony No.1
LSO0784
Valery Gergiev/London Symphony Orchestra
録音 2015年2月
LSO Live

ラフマニノフ:交響曲第1番 ニ短調 Op.13
バラキレフ:交響詩「タマーラ」

交響曲第1番作品13はラフマニノフが最初に完成させた交響曲で1895年8月30日に完成された。2年後の1897年3月15日にペテルブルクでアレクサンドル・グラズノフ指揮ロシア交響楽協会によって初演されたが記録的な大失敗に終わった。この失敗の原因は、一説には初演の指揮を担当したグラズノフの無理解と放漫な演奏によるものといわれ、ラフマニノフ自身それを初演の失敗の原因の一つとしている。この曲が再び注目されることになったのは、作曲者没後の1945年に音楽批評家のアレクサンドル・オッソフスキーによってレニングラードの国立図書館で初演の際のパート譜一式が発見されたのがきっかけだった。それをもとにスコアが復元され、同年10月17日、モスクワ音楽院大ホールにおいて、アレクサンドル・ガウク指揮ソヴィエト国立交響楽団により復活初演され、大成功に終わった。楽譜にはエピグラフとして「新約聖書」の「ローマの信徒への手紙」からの一節が引用されている。4楽章から構成され、演奏時間約42分。

交響詩「タマーラ」(露:Тамара)は、バラキレフが作曲した交響詩で1867年からスケッチが開始されたが、途中で数年間放置された後、1879年に作曲を再開、1882年にようやく完成された。民俗音楽的要素に加え、リストの交響詩のスタイルや、幾つかのライトモティーフを使って作曲されている。演奏時間は約20分から25分。


ヴァレリー・ゲルギエフ(Valery Abisalovich Gergiev, 1953~ )はモスクワでオセット人の両親の家庭に生まれる。その後、北オセチア共和国の首都オルジョニキゼ(現在のウラジカフカス)に移り、オルジョニキゼ音楽学校を卒業後、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)でイリヤ・ムーシンに師事し、指揮法を学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール2位、全ソ指揮者コンクール1位の栄誉に輝く。1977年レニングラード音楽院を卒業し、テミルカーノフの助手としてキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。1988年、マリインスキー劇場の芸術監督に選出され、同劇場を世界中が注目する一流歌劇場へ発展させた、カリスマ性を備えた現代屈指の指揮者。2007年よりロンドン響首席指揮者。最近では2016年10月にマリインスキー歌劇場管弦楽団と共に来日し、ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」などを公演した。
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ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra,略称LSO)は、イギリスのプロのオーケストラのひとつ。ロンドンのオーケストラの中でも中心的存在で、本拠地は、1982年よりロンドンのバービカン・センター。1904年にクィーンズホール管弦楽団のメンバーを中心に、英国初の独立採算、自主運営のオーケストラとして発足。同年6月9日にクィーンズホールにおいて、ハンス・リヒターの指揮で第1回コンサートを開催した。その後、リヒターは首席指揮者に就任し、1911年にエドワード・エルガーにその座を譲るまで楽団の基礎を固める。ロイヤル・フィルとならび、「女王陛下のオーケストラ」としても知られ、名誉総裁にはエリザベス2世が就いている。主な歴代首席指揮者にアンドレ・プレヴィン(1968年~1979年)、 クラウディオ・アバド(1979年~1988年)、マイケル・ティルソン・トーマス(1987年~1995年)、コリン・デイヴィス(1995年~2006年)。2007年から現在までヴァレリー・ゲルギエフが就いている。
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ライブでの1ポイントマイクをメインとした録音と思われ、ホールの1階席のやや後ろよりで聴く音に近い。高域弦の音の伸びはあまり無い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメインでホールの影響か、遅れがちに聴こえる。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5.1ch

金田式電流伝送DCアンプ自作(4) [オーディオ]

パワーIVC本体ケースのパネル穴開け、基板サポート用Lアングルの穴あけなどの加工を行いました。
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厚さ3mmのリアパネルのLXRコネクター2か所の穴径20φの穴開けにはてこずりました。ドリルとリーマ、ヤスリを使用しての手作業で、冬時なのに汗だくになりました。
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パワーIVC本体ケース部品表
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底面の配線面側のフレームと天板と底板の取り付けを除いてケースが組み上がったところで、フロントパネル、リアパネルと各基板間の配線、IVCパワーアンプ基板と出力段基板間の配線、保護回路基板とIVCパワーアンプ基板間の配線を行いました。
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今後、配線チェックをして、保護回路から順次動作チェック、調整に入り、周波数特性などのデータを測る予定です。

金田式電流伝送DCアンプ自作(3) [オーディオ]

ACアダプタの筐体のパネル及び底板の穴あけ加工と組み立て、パネル部品取り付け、トランスの取付などを行ないました。
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電源容量には余裕が有りそうなので、将来もう3台パワーIVCを増設し、4チャンネル・マルチアンプとした場合にも電源を供給可能にする予備用ブッシングも設けました。

フロントパネルとリアパネルの材質はアルミですが板厚が3mmなので6mmφ以上の穴開けには手持ちのドリル歯が無く、リーマで穴を広げる作業に時間を要しました。
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フロントパネル、バックパネル、底板の穴開け終了後に筐体の組み立て、パネル部品の取り付け、底板に20mmのスペサーを介し±15V基板、+25V整流基板の取り付け、トランスと基板間、基板とパネル間などの配線を行いました。
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その後手持ちのヒューズ2Aをホールダーに入れ、無負荷の状態で電源を投入すると、一瞬でヒューズが切れてしまい、一寸焦りました。考えてみれば、無負荷の状態でも28,000μFものコンデンサーなどがあり、その充電で突入電流が相当に流れるのですね。正式な5Aのものに変えたら、無負荷の状態でありますが、問題なく整流電圧があることを確認しました。
+24V→+27.13V  リップルノイズ 1.96mV P-P
+15V→+17.93V  リップルノイズ 1.84mV P-P
-15V→-17.67V   リップルノイズ  1.88mVP-P
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